「マイホームは人生最大の買い物」と言われます。
一方で最近は、
「家を買うと貧乏になる」
という言葉を聞くことも増えました。
実際、住宅ローンが原因で家計が苦しくなり、
生活に余裕がなくなる人も少なくありません。
しかし、家を買うこと自体が悪いわけではありません。
問題は 住宅ローンの仕組みやリスクを理解せずに購入してしまうこと です。
この記事では、
- 家を買うと貧乏になると言われる理由
- 住宅ローンの落とし穴
- 後悔しないための考え方
をわかりやすく解説します。
家を買うと貧乏になると言われる5つの理由
① 住宅ローンの返済期間が長すぎる
住宅ローンは一般的に
35年
という長い期間で組まれます。
例えば、
- 4000万円の住宅ローン
- 金利1%
- 35年返済
この場合、毎月の返済はおよそ 11万円前後 になります。
しかし35年という期間は非常に長く、
- 子どもの教育費
- 転職
- 病気
- 金利上昇
など、さまざまなライフイベントが起こります。
その結果、
住宅ローンが家計を圧迫する可能性があります。
② 住宅ローン以外の費用が多い
家を買うと、住宅ローン以外にも多くの費用がかかります。
例えば
- 固定資産税
- 修繕費
- 火災保険
- 管理費(マンションの場合)
- 駐車場
これらを合計すると、
年間20万〜50万円
ほどかかることも珍しくありません。
つまり、
住宅ローンの返済だけでなく
家を維持するコストも必要になります。
③ 家は資産ではなく「負債」になることもある
多くの人は
「家は資産」
と思っています。
しかし実際には、
購入した瞬間から価値が下がる住宅も多いのが現実です。
特に日本では、
- 建物の価値は年々下がる
- 人口減少
- 空き家増加
といった問題があります。
そのため、
住宅ローン残高 > 家の価値
という状態になることもあります。
この状態を
オーバーローン
と呼びます。
④ 転職・引っ越しが難しくなる
住宅ローンがあると、
簡単に引っ越しができなくなる
というデメリットがあります。
例えば
- 転職したい
- 地方へ移住したい
- 家族構成が変わった
などの状況になっても、住宅ローンがあると柔軟に動けません。
特に、住宅ローンには
「自分が住む家」という条件
があることも多く、賃貸に出すことが難しい場合もあります。
⑤ 住宅ローンの借りすぎ
住宅ローンでよくある問題が
借りすぎ
です。
銀行は
「借りられる金額」
を提示しますが、
それは必ずしも
無理なく返せる金額
ではありません。
住宅ローンの落とし穴
ここからは、住宅ローンでよくある落とし穴を紹介します。
① 低金利だから安心とは限らない
現在、日本の住宅ローン金利は比較的低い水準です。
しかし、
変動金利
を選ぶ場合は注意が必要です。
将来、金利が上昇すると
返済額が増える可能性があります。
金利が1%上がるだけでも、
総返済額は大きく変わります。
② ボーナス返済のリスク
住宅ローンでは
ボーナス返済
を設定することもできます。
しかし、
- ボーナスが減る
- 転職
- 景気悪化
などの状況になると、
返済が苦しくなる可能性があります。
そのため、
ボーナス返済に依存しないローン設計
が重要です。
③ 修繕費を見落としがち
住宅は購入して終わりではありません。
例えば戸建ての場合、
- 外壁塗装
- 屋根修理
- 給湯器交換
などの費用が必要になります。
これらは
10〜15年ごとに100万円以上
かかることもあります。
家を買っても貧乏にならないためのポイント
住宅購入で失敗しないためには、いくつかのポイントがあります。
① 無理のない住宅ローンにする
一般的に安全と言われる目安は
年収の5〜6倍以内
と言われています。
また、
毎月の返済額は手取りの25%以内
に抑えるのが理想です。
② 将来の支出を考える
住宅ローンを考えるときは、
- 教育費
- 老後資金
- 車の買い替え
なども考慮する必要があります。
家計全体で考えることが重要です。
③ 賃貸との比較をする
住宅購入が必ずしも正解とは限りません。
人によっては
賃貸の方が自由度が高い
場合もあります。
- 転勤が多い
- ライフスタイルが変わる可能性がある
という人は、慎重に検討することが大切です。
まとめ 家を買うこと自体が悪いわけではない
「家を買うと貧乏になる」と言われるのは、
- 住宅ローンの借りすぎ
- 維持費の見落とし
- 将来の支出を考えていない
といった理由があるからです。
しかし、
- 無理のないローン
- 将来の計画
- 住宅の価値
をしっかり考えれば、
マイホームは家族にとって大きな資産にもなります。
住宅購入を検討している方は、
「借りられる金額」ではなく
「無理なく返せる金額」
を基準に考えることが大切です。
そうすることで、
住宅ローンで家計が苦しくなるリスクを減らすことができます。
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