敷金とは
部屋を退去するときの原状回復(生活でできてしまった傷などを直す)費用に充てるために入居前にあらかじめ「預けておく」準備金のようなお金のことです。
敷金は返ってくる
例えば、壁や床の傷や汚れがあまりにもひどい場合、敷金から修繕費が差し引かれることがあります。通常は、通常の使用による摩耗や傷みは、敷金から差し引かれません。
敷金を多く取り戻すためにも、部屋はきれいに掃除をし、住宅設備は丁寧に扱うことが注意点です。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば、ふつうに生活して発生する以下のような通常摩耗のキズ・汚れは大家が負担しなければいけないということになります。
・画鋲の穴
・鍵交換
・畳やフローリングのキズ
・冷蔵庫ウラのカベの黒ずみ
・日照による壁やフローリングの変色
など
すべて経年劣化なので、敷金は全額返してくださいと主張しましょう。
原状回復は賃借人が借りた当時の状態に戻すことではないのです。
敷金が戻ってくる時期は、だいたい退去してから1カ月以内が目安となります。
普通に生活していれば、敷金は返ってきます。
退去時に不動産業者にしっかりと主張することが大事ですね。
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