宅建を効率的に勉強したいと考える方は多いと思います。
この記事では、宅建試験の概要から具体的な勉強方法、攻略方法まで書こうと思います。
宅建は独学でもテキスト一冊と過去問があれば、十分に合格可能です。
宅建試験の概要
宅建を攻略するためにはさまざまなことを知る必要がありますが、まず最初におすすめしたいのはテストの概要と配点を知ることです。
宅建試験は合計50問です。
点数は1問につき1点、合計で50点満点となっています。
四肢択一のマークシート形式、合格基準点は35点前後で推移しています。
近年の宅建試験の合格率は毎年15%前後です。
合格者のうち1回で合格した人の割合は7割程度だと推定されます。
なお試験時間は2時間です。
宅建の受験申込に関する詳細は、試験実施機関の一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページで確認できます。こちらです↓
一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 (retio.or.jp)
宅建試験の試験科目は、大きく分けて、宅建業法、権利関係、法令上の制限、税・その他の4つに分けられます。
権利関係(民法など)は、第1問から第14問まで合計14問が出題されます。
権利関係(民法)では不動産取引にかかる民法上の規定やマンション等の区分所有法、不動産登記法について出題されます。
宅建業法は、第26問から第45問までの合計20問です。
宅建業法(宅地建物取引業法)では宅建士の業務や媒介契約など不動産業の運営や契約にかかる規定が出題されます。
法令上の制限は、第15問~第22問までの合計8問です。
法令上の制限では都市計画法や建築基準法、土地区画整理法といった不動産の建築にかかる法令が出題されます。
税・その他は、第23問から第25問までの3問、そして第46問から第50問までの5問をあわせた合計8問です。
その他税・関連知識では不動産にかかる税の知識や土地建物の基礎知識などが出題されます。
最も重要なのが宅建業法で、次いで権利関係です。
宅建の具体的な勉強方法、攻略方法
宅建合格に必要なものは、
・テキスト1冊 らくらく宅建塾
・過去問 分野別、年度別
分野別の過去問は三冊に分かれているので注意してください。
これで十分です。
時間に余裕があれば、
予想問題を模擬試験として受ければなおいいと思います。
おすすめの勉強法としては、
①過去問1年分をわからないながら解き、テキストでおおまかな試験に必要となる知識を把握する。
②分野別の過去問をできないながら取り組む。
この際テキストにどこが過去に出題されたかといった情報を集約する。
私は過去問が出たところをテキストに、例えば、令和2年に出ていたら、R2とテキストの余白に書き込んでいました。
そうすると、テキストを読めば、どの箇所が過去に出題されているか、わかるので便利です。
③テキストを熟読。
権利関係、特に民法は事前によくテキストを熟読して準備してもいいですが、宅建業法や法令上の制限は暗記科目なので試験直前、1か月以内くらいに取り組むといいと思います。
④年度別過去問を解き、試験本番で、どんな時間配分で、どう解いていくか、シュミレーションをする。
⑤年度別の過去問を1年分残しておいて、時間を計って取り組む。
過去問で十分なのですが、時間的に余裕があれば、模試、予想問題集をやってみるのもいいかと思います。
以上ですが、いかがでしょうか。私はだいたい1日3時間程度、1か月くらいで勉強しました。
2,3か月あれば十分だと思います。
ご健闘をお祈りしています。
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